日頃からニキビに悩んでいるという方、今の肌状態を悪化させないようにしたり、跡を残さないようにするために、非常に重要なことがあります。
それが空から常に降り注いでいる紫外線です。
紫外線とニキビ、一体どのような関係があるのでしょうか。
紫外線というと、日焼けを起こして、シミやシワの原因になるとされています。
しかし、それ以外にもニキビに大きな影響を与えると言われています。
地上に降り注いでいる紫外線にはA波とB波があります。
それぞれで肌に与える影響は異なるのですが、A波は肌の奥にあるコラーゲンなどを破壊し、シワやたるみといった肌の老化を進行させてしまいます。
そしてB波こそが、ニキビに多大な影響を与えるとされているのです。
紫外線のB波は、肌の炎症を引き起こすとされています。
今あるニキビにこのB波が影響すると、すでに炎症している部位が、より炎症を起こしてしまうことになるのです。
すると、悪化してしまったり治りにくくなったりという影響を与えます。
強い炎症を起こしてしまうために、跡にもなりやすくなります。
紫外線B波は、炎症を引き起こすだけでなく、ニキビになりやすい肌質へと変えてしまう力も持っています。
というのも、B波を浴びることで活性酵素という、肌の老化を引き起こす物質を発生させてしまうのです。
肌荒れの改善に重要であるターンオーバーが乱れ、肌が荒れやすく治りにくい肌質へと変えていってしまうのです。
恐ろしいですね。
紫外線が強いとされているのは夏ではありますが、春頃から急激に増加するとされています。
そのため、油断している3月頃からが一番危険であるとされています。
日焼け止めの油分が気になるという方は、ニキビ肌用の日焼け止めを使用することで、毛穴詰まりやベタつきを抑えることができるので、そういったアイテムを使用して上手に紫外線から肌を守っていきましょう。